うつ病併発も 4年間で半数が認知症になる軽度認知障害 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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うつ病併発も 4年間で半数が認知症になる軽度認知障害

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 4年後には約半数が認知症になるという認知症予備軍の軽度認知障害(MCI)は、疾患ではなかった。認知症早期治療実体験ルポ「ボケてたまるか!」筆者の山本朋史記者は、早期治療を1年半も続けて初めて知った真実だという。

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 オリーブクリニックお茶の水で朝田隆医師から脳の血流スペクト画像を改めて見せてもらったのは6月2日。脳を上から横から数ミリ単位で写し、画像で血流を調べるものだ。

 朝田医師が4階にある診察室でパソコン上の血流画像を拡大した。画像を見ると確かにぼくの脳の後頭葉の一部が青くなったり緑がかった丸い点になっているところがあった。これが血流の低下を表す部分である、と朝田医師は言った。

「アルツハイマー病の方の脳を調べると、後頭葉に近い部分に血流の低下が多く見られます。レビー小体型認知症の方は同じ後頭葉でも別の部分の血流が悪くなる傾向があります」

 ぼくは以前、特殊なたんぱく質によって神経伝達が障害されるレビー小体型認知症の初期の可能性が高いと言われたことがある。レビー小体型認知症は男性のほうが女性より多いそうだ。

「ぼくの場合は? アルツハイマー病かレビー小体型か、認知症を発症するとしたらどちらの可能性が高いのでしょうか」

「現況の血流低下は少しで個体差の範囲内かもしれません。ただ、いずれの病態にせよ、そのような要素というか因子を持たれていることは否定できません」

 朝田医師は、MCIについての定義がそもそも曖昧であることから、勘違いや誤解がときどき生まれることがあると言った。


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