「アマ・プロの対戦増やすべき」東尾修のスター育成論 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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「アマ・プロの対戦増やすべき」東尾修のスター育成論

連載「ときどきビーンボール」

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週刊朝日#東尾修
大学、社会人の選手は高校ルーキーとは違い、即戦力の位置づけに…

大学、社会人の選手は高校ルーキーとは違い、即戦力の位置づけに…

 西武ライオンズの元エースで監督経験もある東尾修氏は、球界を盛り上げるためにプロ野球界の使命としてアマ育成も大切だという。

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 先月29日、ユニバーシアード夏季大会(7月3日開幕、韓国・光州)に出場する侍ジャパン大学日本代表とNPB選抜との壮行試合が行われた。創価大3年の田中正義は噂通りの投球だった。高校では外野手だったと聞く。まだまだ伸びしろがあるし、もっとすごみを増して、プロの世界に飛び込んでもらいたい。

 田中はスカウトの間では「来年の超目玉」と位置づけられていたけど、やっぱりマスコミが大々的に報じることで、全国区のスターになっていく。その意味でも、2軍とはいえ、プロ選抜の打者相手に4回で8三振を奪ったことで、全国のファンも名前を覚えたことだろう。本人は大リーグ志向もあると聞くが、日米どちらにいっても大勢のファンの前で投げるのがプロ。その意味でも第一歩を踏み出したのではないかな。

 それ以上に大きいのは「プロとの距離感」を肌で感じることができたことだ。150キロを投げる投手はプロにはたくさんいる。プロ選手が直球を待っている中で、その直球で空振りをとれたのは大きな自信になるだろう。プロの世界で1軍でレギュラーを獲るには、まず肌で「1軍」との距離感を感じ、自信を深める部分や矯正や足りない部分を知ることから始まる。アマのうちから体感できたのは、大きな収穫じゃないかな。


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