「ちょっとなあ?」全米OPのコースに丸山茂樹が苦言 (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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「ちょっとなあ?」全米OPのコースに丸山茂樹が苦言

連載「マルちゃんのぎりぎりフェアウエー」

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 ジョンソンがセカンドをあの位置につけたとき、「危ないなあー」と思ったんです。前の組のブランデン・グレース(南ア)が18番のピン下からパットしたのが、1メートルぐらいオーバーして、そこからスーッと戻ってきた。ピンの1メートル近辺に傾斜があるなんて異常ですけど、そういうグリーンだったわけです。「3パットもあるな」と思ってたら、案の定で。ジョンソンにとっては悔やんでも悔やみきれない。アメリカ人がよく使うフレーズですけど、「自分に失望した」ってところじゃないですか?

 チェンバーズベイは07年にできたばかりで、プロの試合をやったことのないコースでした。グリーンに1ヤード足りないと、コロコロと50ヤードも球が戻ってきてしまう。「ちょっとなあ?」ってのが正直な感想ですね。解説者としてもコメントが難しいですよ。「悪くないショットですよ」と言ったのが、50ヤードも戻ってくるんだから。

 それとグリーンが硬すぎました。最長7695ヤードの距離をとるなら、グリーンはもう少し止まるようにした方が全米オープンらしいし、カッコよかった。

 松山英樹(23)は通算3オーバーで18位でした。最終日の前半だけで3パット、4パットが1度ずつ。それでは勝てない。上位陣の中で3パット、4パットのホールが圧倒的に多い。今後の課題です。

 同一年に4大メジャーをすべて制した選手はいません。ここまで来たら、スピースにはあと二つも勝ってほしいなあ。絶対的な人がいない時代だから、「メジャーにスピースあり」ぐらいの感じで、ガツッといってほしいですよね。

 僕は心から期待してます。

週刊朝日  2015年7月10日号


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丸山茂樹

丸山茂樹(まるやま・しげき)/1969年9月12日、千葉県市川市生まれ。日本ツアー通算10賞。2000年から米ツアーに本格参戦し、3勝。02年に伊澤利光プロとのコンビでEMCゴルフワールドカップを制した。リオ五輪に続き東京五輪でもゴルフ日本代表ヘッドコーチを務める。19年9月、シニアデビューした。

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