リオ五輪で112年ぶりにゴルフ復活 ある選手の批判が物議 (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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リオ五輪で112年ぶりにゴルフ復活 ある選手の批判が物議

連載「マルちゃんのぎりぎりフェアウエー」

ハングリーな取り組みを実らせた大育、立派です!! (c)朝日新聞社 

ハングリーな取り組みを実らせた大育、立派です!! (c)朝日新聞社 

 来年夏のリオで、ゴルフは112年ぶりにオリンピック競技に復活します。このカムバックはもちろん、世界中でいろんな人が努力した結果ですよ。それなのに……。

 彼はいまや押しも押されもせぬトッププレーヤーです。確かにオリンピックに出ることは彼にとって栄誉でも何でもないのかもしれない。だからって、ゴルフ関係者の多くが喜んでる復活劇に水を差さなくてもいいじゃないですかねえ。

 僕は前から言ってますように、オリンピックのゴルフ競技に「監督」というポストがあるなら、ぜひやりたいと思っています。日本代表の監督を、リオ、東京と2大会連続でできたら最高だなあ。

 今回は話題豊富です。国内男子ツアーの関西オープン(5月21~24日、滋賀・名神八日市CC)で、片岡大育(だいすけ[26])がツアー初優勝。開幕戦から続いていた外国人選手の連勝を「3」で止めました。

 今シーズン開幕戦のテレビ解説をしたときに、彼について「絶対に勝つんだという気持ちをもっと強く持って、そういうのを表に出した方がいいんじゃないでしょうか」と言ったんです。熱くなれ、と。たぶん今回はそんな気持ちになれたんだと思うんです。いやあ、立派ですよ。

 彼は2007年にプロへ転向したんですけど、予選落ちが続いた。そこで11年に活路をアジアンツアーへ見いだし、日本と掛け持ちして力をつけてきたんですね。13年にはついに両方のツアーでシード権を獲得しました。すばらしいステップアップだと思います。

 いまの日本ツアーは12月から翌年の4月中旬まで試合がない。僕が若手のときにこの状況だったら、絶対にアジアンツアーに参戦したと思いますね。日本との時差もそんなにないし、行ったり来たりがそんなに負担にならない。アジアの各地で「スパーリング」するのって、最高の修業になる。ハングリーに外へ出て行けばいいんですよ。

週刊朝日  2015年6月12日号


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丸山茂樹

丸山茂樹(まるやま・しげき)/1969年9月12日、千葉県市川市生まれ。日本ツアー通算10賞。2000年から米ツアーに本格参戦し、3勝。02年に伊澤利光プロとのコンビでEMCゴルフワールドカップを制した。リオ五輪に続き東京五輪でもゴルフ日本代表ヘッドコーチを務める。19年9月、シニアデビューした。

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