消極的な生徒もどんどん発言 注目のアクティブ・ラーニング (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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消極的な生徒もどんどん発言 注目のアクティブ・ラーニング

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高3の濱田理生(りお)さんは、小学校の先生になるのが夢だ。

「教えることと、『よのなか科』に興味があって参加しました。人に教えることの難しさを実感しました」

 と話す。印象に残っているテーマは、「ケータイ/スマホとどう付き合うか?」。

「使用時間の最長は1日8時間、平均5時間。僕自身、1日3時間ほど使っていて、一年で莫大な時間になるので、時間を有効に使おうと思いました」(濱田さん)

 高1の小林航大さんと池田佳菜子さんがともに印象に残ったテーマは「制服問題をディベートする」。

 小林さんは制服派、池田さんは私服派。身近な問題で、お互いに意見を述べ合うのが楽しかったという。

「毎回、決まった答えがない問題について考え、いろいろな考え方があることがわかって良かった。最初は少し恥ずかしかったけれど、だんだん発言に抵抗感がなくなり、自分と他人の意見をまとめられるようになりました」(小林さん)

「今年も『よのなか科』を受け、昨年自分がしてもらったように、中学生にアドバイスしたい」(池田さん)

 二人とも、参加後は能勢高校へ進学したいという思いが強くなったという。

 授業を見た真鍋校長は、

「ALは大学入試で大きな武器になりますし、就職後も役立つはずです」

 と手ごたえを話す。

「『よのなか科』を本校の魅力として打ち出したい」

 大都市校にも地方校にも登場してきたアクティブ・ラーニング。生徒集めの切り札として、今後どこまで広がりをみせるだろうか。

週刊朝日 2015年5月29日号より抜粋


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