家から衣装を着て現場へ 俳優・筧利夫の覚悟 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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家から衣装を着て現場へ 俳優・筧利夫の覚悟

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 映像は究極の“作り物”。だから、画面に映っているものは全部作り物であるべきだ、という思いが年々強くなっているというのは俳優の筧利夫さんだ。

「最近は、役を演じているというより、役を作っている感じがします。僕がやっているのは、キャラクターの背景や感情を深く掘り下げるような、いわゆる“役作り”とは違って、あくまで“見てくれ作り”です。映像の場合、見てくれから派生するものって大きいですからね」

 ナチュラルに見える髪形が、自然に見えるよう作り込むことで生まれているように、芝居も、一見普通のシーンでも、筧さんの場合、普通にやっていないことが多いのだとか。

「ただそこにいるだけの役なのに、あえて息を吸ってなかったりとか(笑)。自分なりの工夫を凝らしていることは多いです。映画の『トランスフォーマー』なんかを見ると、爆風を浴びてボロボロになった服ひとつでも、芸術的なぐらいに丁寧に作られていますからね。何かが爆発した瞬間に停止ボタンを押して、静止画で映像をチェックしたりすると、その情報量のすごさに驚かされる。だから、見ていて飽きないんです。いい作品って手間がかかっているんだなとつくづく思います」


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