医学部合格には「寮」が有効? 現役生の環境作りとは (2/3) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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医学部合格には「寮」が有効? 現役生の環境作りとは

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現役合格率トップ30は?

現役合格率トップ30は?

「入学したときは東大志望でしたが、部屋で医学生のチューターさんから勉強を教えてもらい、大学生活について話を聞くうちに、医学部志望になりました」

 やはり寮生で高3の浜渕永友(ながとも)さんは、高1の夏にけがをしてから、医師になりたいと考え始めたと言う。

「学校から勧められた『1日医療探検』に参加したり、チューターの医学生から話を聞くうち、医師になりたい気持ちが強まりました」

 同校では柔道とラグビーを校技とし、中1から高3の1学期まで毎週の体育の時間に取り組むほか、高2まで全校登山を実施する。

「入学式が終わったあとは、しくしく泣いているお母さまもいらっしゃいますが、帰省するたびにたくましくなる息子の姿を見て、『寮に入れてよかった』と思っていただいています」(谷地田校長)

 今年の現役合格率が13位のラ・サールも、寮制度が整い、全国から生徒が集まる。

「昨年の1月に寮が新しくなりました。今年の中学の新入生166人のうち113人が寮に入りました。中学時代は学年をまぜた8人部屋ですから、自然にコミュニケーション能力が身につきます。高1・高2は個室。高3になると下宿します」(谷口哲生副校長)

 2年前から東京での学校説明会を始めたことにより、関東からの受験者が増え、今年は20人が入学した。

 毎晩、自習室で3時間勉強するが、部活の入部率は8割を超え、登山行事も盛んだ。毎年12月には桜島の周囲35キロを踏破する「桜島一周遠行」を行う。


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