外国人が押し寄せるコメ兵の店内 (c)朝日新聞社 @@写禁
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 投資の絶好のタイミングはゴールデンウィーク(GW)明けだという。なぜか。

 企業は前期の決算発表と同時に今期の業績見通しを発表する。日本企業は、この業績見通しを控えめにする傾向がある。しかし、本当に儲けていれば、早ければ第1四半期、遅くとも第2四半期(中間期)には上方修正に踏み切る。

 控えめな業績見通しが出そろうGW明けは例年、株価が下がりやすい。そのタイミングで買えば、好業績銘柄を割安に買うことができるというのだ。

 SBI証券シニアマーケットアナリストの藤本誠之さんが指摘する。

「企業の増益を織り込めば、日経平均は6~7月にも2万1千~2万2千円の水準を目指すはずで、下値は限定的。保守的な期初予想で下げたら、有利に仕込むチャンスとなるでしょう」

 そこで、銘柄分析に定評のある専門家に最高益更新の可能性が高い銘柄を選んでもらった。さっそく、彼らが注目する銘柄について見てみよう。

 下の表を見てほしい。藤本さんが選んだ14銘柄だ。あまり耳慣れない社名がズラリと並んでいるというのが率直な感想だろう。だが、藤本さんはこう読む。

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