広島・オリまさかの最下位発進 勝率5割が分かれ目か (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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広島・オリまさかの最下位発進 勝率5割が分かれ目か

連載「ときどきビーンボール」

週刊朝日#東尾修
※イメージ写真 

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 優勝候補と予想されていた広島とオリックスだが、開幕から調子が上がらない。西武ライオンズの元エースで監督経験もある東尾修氏は、両チームの監督は決断し変化を生むことが必要だという。

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 プロ野球が開幕して半月がたった。優勝候補のチームがセもパも下位に低迷している。セなら広島、パならオリックスが予想すらしないスタートとなった。

 開幕直後というものは、どのチームも戦い方が安定しない。特に主力にベテランが多くなればなるほど、長いシーズンを逆算して動く選手も多いから、スロースタートになりがちだ。シーズン序盤に監督が考えることは自分のチームをいかに軌道に乗せてあげるか。戦力の厚いチームなら、選手を気持ち良く戦わせ、落ち着いた戦いを展開することに腐心するし、実績のない若いチームであれば、少々の失敗よりも特長を前面に押し出して積極的に戦わせる。その中で自信を植え付けたいと考える。チーム事情によって、レールの敷き方は異なる。全チームと対戦が一回りするまでは探り合いの部分もある。

 だから、ジタバタする必要はないのだが、広島とオリックスがこれだけつまずくとは両軍の監督にとって誤算だろう。戦力充実で優勝を意識したシーズン。勝率5割程度で推移していれば問題ないのだが、大きく出遅れると、勝率5割に戻すことに相当なエネルギーを要する。難しいのは実績を持った選手がレギュラーに多いということ。スタメン落ちや2軍再調整の決断は簡単にはできないし「我慢」を強いられる。


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