舞台『デスノート』主演俳優が「正直意外」と思ったこと

週刊朝日
「演劇は、時代を映す鏡だ」

 新しいミュージカルに取り組むにあたり、柿澤勇人さんは演出家の栗山民也さんが「ハムレット」の中の一節を引用したことが、強く印象に残っているという。

 漫画のみならず、アニメ、映画と、どのメディアで展開しても大ヒットを記録し、アジアでも広く支持を得たコンテンツ「DEATH NOTE デスノート」がミュージカル化される。脚本と音楽を手がけるのは本場ブロードウェーのスタッフ。柿澤さんは、浦井健治さんとのダブルキャストで、主役の夜神月を演じる。

「演出が栗山さんだと聞いたときは、正直意外でした。でも、栗山さんは最初のホン読みのときに、『漫画や映画がヒットしたことより、そこに描かれているテーマの深さに惹かれた』とおっしゃっていて……。そう言われて、現代社会が抱える普遍的なテーマである命の大切さや、若者が抱える鬱屈のようなものが描かれていることに、あらためて気づかされました。こういう作品に呼んでいただけたということは、演劇をやる若手として、『ちゃんと勉強して、時代を映す鏡になれよ』と、暗に伝えてくださっているのかもしれない、といいように解釈しています(笑)」

続きを読む

TwitterでAERA dot.をフォロー

@dot_asahi_pubさんをフォロー

FacebookでAERA dot.の記事をチェック