※イメージ写真
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 CMで披露した「ビフォーアフター」の肉体が話題を呼んでいる赤井英和さん。現役ボクサー時代、「浪速のロッキー」と呼ばれた赤井さんは、俳優やバラエティー番組で活躍する一方、近畿大学ボクシング部で指導しているが、今年、約30年ぶりにリングに立ったと、作家・林真理子さんとの対談で明かした。

*  *  *

林:リングに立たれることもあるんですか。

赤井:今年の1月16日に、30年ぶりぐらいに大阪でボクシングの試合をしたんです。

林:そうなんですか。

赤井:天神橋にある古着屋さんが、「赤井へ、12オンスのグローブを用意して待ってるんで俺と戦え」という看板を出していて、さっき言った大阪のレギュラー番組のディレクターが、その店に「どういうことですか」と聞きに行ったんです。

林:ええ。

赤井:そうしたら、67歳のご主人が「赤井さんのこと、大好きやったんです。私も高校、大学とアマチュアでボクシングやって、近畿のチャンピオンになったんです。一回グローブを合わせるのが夢なんです」と言うんで、僕が「じゃあ、1カ月後に試合しましょう」言うて。

林:その人、負けちゃったんですか。

赤井:勝ち負けは決めないで、2分2ラウンドだけのスパーリングをしたんです。大学の学生や仲間もみんな応援に来てくれまして。会場の定員が200人なんですけども、応募が3千か4千来たらしいです。

林:すごいですね。

赤井:そのあと、みんなで飲みに行きましたね。40人くらいで。

林:お酒、すごく飲まれるんですか。

赤井:うーん、お酒、好きです。

林:大阪で飲むことが多いんですか。東京ですか。

赤井:東京でも大阪でも飲みます。

林:お仲間は決まってるんですか。

赤井:東京にいるときは、たいがい嫁さんと2人で。うちの奥さんもけっこう強いほうですし。大阪は仲間が何人もいてますね。

林:でも、CMに出てらっしゃるから、リバウンドしないように気を付けないといけないですよね。

赤井:そうですね。CMのために2カ月トレーニングしたんですが、その期間は禁酒してました。いまもビールとか日本酒は飲まないで、焼酎をちょこっと飲んだりしてます。糖分が少ないんで。

週刊朝日 2015年3月13日号より抜粋