池上彰 今明かす「NHKを辞めた理由」 (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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池上彰 今明かす「NHKを辞めた理由」

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この記事は、3月10日発売の週刊朝日ムック「手術数でわかるいい病院2015」にも掲載しています。※「手術数でわかるいい病院2015」購入はこちら

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大塚:自分で選んだんじゃないんだ。

池上:業務命令に決まってるじゃないですか。「週刊こどもニュースのキャスターをやってくれないか」と。文字だけにすると依頼疑問形なんだけどさ(笑)。

大塚:こどもニュース、たいしたもんだなあって思ってたよ。

池上:あなたがオリンピックをやれないのが一つの挫折だったっていうとさ、俺のNHKに入ってからの夢の挫折は解説委員になれないことだったんだよね。

大塚:それもまた珍しいね。

池上:NHKの記者の場合、生涯一ジャーナリストで現場で取材ができるって、解説委員しかないわけだよね。で、こどもニュースをやっていたら解説委員長に呼ばれて、「お前、解説委員希望ってずっと出し続けているけどダメだ」と。

大塚:ダメだったの?

池上:あなたがアナウンス室で言われたのと同じ衝撃でさ、解説委員というのはある専門分野をもっていなきゃいけない。お前には専門分野がないだろうって言われてさ。

大塚:ひっでえこと言うなあ!(笑)

池上:で、2005年の3月31日、キリのいいところで辞めた。仕事のあては、本を書く話が2冊。とりあえずこれで1~2年は食っていけるかなと。

大塚:それがいまや。

池上:民放から話がくるなんて考えてもみなかった。

※注1 1994年から2010年まで放送された、ニュースや出来事を子どもに解説する番組。池上さんが初代「お父さん」役。

週刊朝日  2015年3月13日号より抜粋


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