紀子さまと公務を楽しむ佳子さま(代表撮影) (c)朝日新聞社 @@写禁
紀子さまと公務を楽しむ佳子さま(代表撮影) (c)朝日新聞社 @@写禁

「可愛すぎる皇族」として話題の秋篠宮家の次女、佳子さまが12月29日、20歳を迎える。

 成人を迎えた誕生日は宮殿行事デビューの日でもある。まず皇室の祖神・天照大神などが祭られる宮中三殿に参拝し、宮殿で天皇陛下から宝冠大綬章が授与される。その後、宝飾品5点で制作費2800万円といわれるミキモトのティアラと、ローブデコルテなどで正装し、両陛下にあいさつするのが恒例だ。

 2014年8月末に学習院大を中退、直後に国際基督教大(ICU)を受験して見事、合格した。ネット上では「健気に頑張った」と称賛され、人気に拍車がかかった。11月25日の秋篠宮さまの誕生日会見は、記者の質問が佳子さまに集中。父、秋篠宮さまが「いろいろと親と口論になる機会も多くなってきました」と、よくある家族のひとコマを披露すると、世間はほほ笑ましく受け止めた。

 支持するのは若い世代だけではない。11月に都内で催された「少年の主張全国大会」で審査委員長を務めた漫画家の松本零士さん(76)は、佳子さまの隣の席に座った。

「佳子さまがいらっしゃると会場がパッと明るくなりました。出場した中学生のスピーチにも熱心に耳を傾け、佳子さまの存在がまさに出場者の励みになっていました」と絶賛する。

 1月2日に皇居で開かれる新年一般参賀では、天皇、皇后両陛下や皇族方と一緒に、成年皇族となった佳子さまも参加する予定だ。

「宮殿・長和殿のベランダに立つ“ナマ佳子さま”を一目見ようと、一般参賀者が増えるのではと言われています」(皇室ジャーナリスト)

 英国に留学中の姉の眞子さまも帰国し、可愛すぎる皇族姉妹のお手振りが期待できそうだ。

(本誌取材班)

週刊朝日  2015年1月2-9日号