懲役3年執行猶予4年の有罪判決を受けた歌手のASKA(56)。共に逮捕・起訴された栩内(とちない)香澄美被告(37)の判決は2015年1月13日に出るが、ASKAの近況を知人は語る。

「今は時間があるので、通院をしながら曲を口ずさんだり、書き留めたりしています。栩内被告に対して『助けてやりたいが、そんな資格もない。謝るだけ。否認して実刑にならなければいいのだが……』と心配していました」

 年末年始はライブやコンサートで忙しいシーズン。飛び回っているCHAGEについてこう言ったという。

「ライブができて羨ましいな。チケット、売れているのかな。CHAGEには本当に迷惑をかけてしまい、申し訳ない」

 現在、家族の元で必死に更生中という。

 一方、栩内被告は、12月11日に懲役2年を求刑された。だが17日の最終弁論で、弁護側は改めて無罪を主張。これまで赤裸々な告発が続いても、表情ひとつ変えなかった栩内被告だが、目を潤ませながら「信じてほしい」と訴えた。

 最終弁論では「自ら覚醒剤をやるとは考えられない。仮に陽性反応が出ても、それは宮崎(ASKA)との性行為で付着した体液、もしくは彼女の寝ている間に宮崎が塗布したものだ」(弁護団)と明言した。

 判決が注目される。

(本誌取材班)

週刊朝日  2015年1月2-9日号