アイドルや重鎮を投入 共産党勝機逃さずに躍進 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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アイドルや重鎮を投入 共産党勝機逃さずに躍進

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 自民党が300議席に迫る大勝を収めた陰で、共産党が大きく躍進した。議席を公示前の8から21へと大幅に増やしたのに加え、小選挙区で実に18年ぶりの議席を沖縄1区で勝ち取った。

 開票作業が進む14日夜、渋谷区代々木にある共産党本部は、かつてないほどの盛り上がりを見せた。午後8時20分過ぎ、早くも次々と当確をテレビが報じると、小池晃副委員長(54)が「おっ!」と興奮気味に声を上げた。会場には、ハート形うちわを手にした支援者に囲まれるほどの人気者で、党のアイドル“きらちゃん”こと吉良佳子参院議員(32)も姿を見せ、おなじみのスマイルで拍手を送った。

 お堅いイメージが強い志位和夫委員長(60)は終始上機嫌で、嬉しさを隠しきれない様子。北陸信越ブロックでの当確が伝わると「11年ぶりです。ここで勝たないとねぇ」と白い歯を見せてニッコリし、ジャーナリストの池上彰氏(64)とのテレビ中継では「(党本部への)赤旗の購読申し込みが過去最高になった」とさりげなくアピール。山形3区で当選した自民党・加藤紘一元幹事長の三女鮎子氏(35)がテレビに映ると「(お父さんと)似てるなぁ」とリラックスムードで幹部に語りかけていた。

 武器輸出3原則の見直しや集団的自衛権、特定秘密保護法など、右傾化を強める安倍首相への不満の受け皿となって、存在感を増していった共産党。選挙戦では応援弁士に御年84の不破哲三元党委員長を引っ張り出すなど、“したたかさ”も見せた。

週刊朝日 2014年12月26日号


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