染谷将太 カメラ前以外は「節電しています」 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

AERA dot.

染谷将太 カメラ前以外は「節電しています」

このエントリーをはてなブックマークに追加
週刊朝日

 ある俳優が雑誌のインタビューで「僕らにはできない死んだ目ができる」と評していた。そんな話を染谷将太に向けると、「死んだ目をしたつもりもあんまないんですけどね。元からそんな感じなので……」と困ったように笑う。スクリーンで見せる、絶望の淵で諦めたような笑みも印象的だけど、素の彼は屈託なく時折エクボをのぞかせる。

 1988年に連載開始し、世界的に衝撃を与えた漫画「寄生獣」の実写版で、人間を捕食するパラサイトが右手に寄生してしまった主人公の高校生を演じる。

「日常の中に、ありえないものが入ってきて、そこで見えてくる違った視点からの日常だったり人間関係だったりが、演技をやっていても、完成を見ても面白かった」

 役柄で、表情や角度によって、まるで違う空気をまとう。数多の監督が撮りたがるのも頷ける。

「普段は、そんな危ういこととか全然しないんで(笑)、集中しているのはカメラ前に立つときぐらいで、あとは節電していますね」

 のらりくらりやってます、とはぐらかす。その目に、口元に、妙に色気が漂うのだ。

週刊朝日  2014年11月28日号


トップにもどる 週刊朝日記事一覧

続きを読む

関連記事関連記事

このエントリーをはてなブックマークに追加
あわせて読みたい あわせて読みたい