田原総一朗「黒田日銀を裏切り『大義』より『勝利』を選んだ安倍首相」 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

AERA dot.

田原総一朗「黒田日銀を裏切り『大義』より『勝利』を選んだ安倍首相」

連載「ギロン堂」

このエントリーをはてなブックマークに追加

 ジャーナリストの田原総一朗氏は、今回の衆議院の解散・総選挙について自民党が議席を確保するための大義なき選挙だとこう語る。

*  *  *
 衆院解散が決定的になった。

 12日の各紙朝刊は1面トップで次のように報じている。

「総選挙準備 各党急ぐ 首相解散検討 消費増税めぐり」(朝日新聞)
「年内総選挙で調整 首相 解散、来週判断」(毎日新聞)
「首相、来月総選挙決断 消費再増税1年半延期」(産経新聞)

 安倍首相は海外出張から今月の17日に帰国することになっている。そして、この日に7~9月期の国内総生産(GDP)の速報値が発表される。その数字はよくないとみられている。そこで、消費増税の先延ばしを発表し、早ければ19日に衆院を解散するというのだ。年内の総選挙を最も早く打ち出した読売新聞は「(12月)2日公示、14日投開票」、安倍首相側近と太いパイプを持つ産経新聞は「9日公示、21日投開票」と報じている。

 もっとも、今回の総選挙は、安倍内閣が国民に何を問おうとしているのか、テーマがはっきりしない。

 そのために朝日新聞は社説で「解散に大義はあるか」と疑問を呈し、「まさに党利党略」と決めつけていて、毎日新聞は「その発想はあざとい」と痛烈に批判している。


トップにもどる 週刊朝日記事一覧

続きを読む

関連記事関連記事

このエントリーをはてなブックマークに追加
あわせて読みたい あわせて読みたい