IHI女性初の執行役員「ワーク・ライフ・バランスなんて人生全体で取ればいい」 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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IHI女性初の執行役員「ワーク・ライフ・バランスなんて人生全体で取ればいい」

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週刊朝日#働く女性
IHI 水本伸子(57)執行役員、グループ業務統括室長みずもと・のぶこ/1957年生まれ。82年、お茶の水女子大大学院理学研究科物理学専攻修了、石川島播磨重工業(現IHI)入社、技術研究所流熱部。94年、同環境・エネルギー開発部課長、2003年、技術開発本部管理部技術研修所部長代理、04年、TX準備室長、06年、経営企画部新事業企画グループ部長、08年、人事部採用グループ部長、12年、理事、CSR推進部長(現職)、14年から現職(撮影/写真部・植田真紗美)

IHI 水本伸子(57)
執行役員、グループ業務統括室長

みずもと・のぶこ/1957年生まれ。82年、お茶の水女子大大学院理学研究科物理学専攻修了、石川島播磨重工業(現IHI)入社、技術研究所流熱部。94年、同環境・エネルギー開発部課長、2003年、技術開発本部管理部技術研修所部長代理、04年、TX準備室長、06年、経営企画部新事業企画グループ部長、08年、人事部採用グループ部長、12年、理事、CSR推進部長(現職)、14年から現職(撮影/写真部・植田真紗美)

週刊朝日・長友佐波子編集長(撮影/写真部・植田真紗美)

週刊朝日・長友佐波子編集長(撮影/写真部・植田真紗美)

水本さん(右)と長友編集長(撮影/写真部・植田真紗美)

水本さん(右)と長友編集長(撮影/写真部・植田真紗美)

『週刊朝日』の長友佐波子編集長が企業で輝く女性たちにインタビューする「フロントランナー女子会」。今回は、IHIで女性初の執行役員になった水本伸子氏です。水本さんは、グループ企業の事務的業務を標準化して集約するグループ業務統括室長も兼務しています。入社して22年間、技術研究所でエンジニアとして務めた後、10年前に本社を大手町から豊洲に移すときに、本社移転プロジェクトのリーダーをやったことが、水本さん最大の転機だったそうです。その後は……。

*  *  *
水本:終わったら研究所に戻れると思っていたんですが、次は経営企画をやってと。それは新事業を企画するところで、研究者としての知識が生かせるから楽しいし、まぁしょうがないかと。そしたら今度は人を採用しなさいと。いい技術系の人材を採るためにはしょうがないか……という感じで、気がついたらすっかり本社の人です(笑)。

長友:ちなみに最初に部長になったのは?

水本:引っ越しプロジェクトのときですね。本社の部長としては異例の若さだったけど、誰もやりたがらない仕事だから誰からも恨まれなかった。

長友:「もうダメかも」と考えたことはないです?

水本:忘れました。

長友:即答(笑)。

水本:結婚、育児、介護、女性はいつもいろいろ大変だもの。でも周りの協力を得たり、うまく忘れたりしながら乗り越えるしかない。それができるのが女性の力ですよ。自分の場所は自分で居心地よくしないと。

長友:素晴らしい! ところで水本さんご結婚は?

水本:してますし、子供もいます。ゼロ歳児のときは給料と保育料が一緒でね。何のために働いてるんだろうと思ったこともありましたが、ワーク・ライフ・バランスなんて人生全体で取ればいい。ゆっくりの時期があってもいいけど、こんなもんでいいやと思わず、頑張る時期も必要ですね。

長友:本当に。必死で働く時期って必要ですよね。

水本:負荷をかけないと絶対に伸びないし、伸びないと先がない。課長には課長の、部長には部長の、役員には役員の楽しさがありますから。それぞれどういうものか、ぜひ多くの女性に体感してもらいたいですね。

週刊朝日  2014年11月14日号より抜粋


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