カサンドラ妻「地獄のような日々でした」と夫との悪夢を吐露 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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カサンドラ妻「地獄のような日々でした」と夫との悪夢を吐露

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 本誌8月29日号で特集した「『アスペルガー』の夫と暮らす妻たち “カサンドラ症候群”って知ってますか?」という記事に、たくさんの反響が寄せられた。

「カサンドラ」とは、ギリシャ神話に登場する王女の名で、予言能力を持ちながら誰にも信じてもらえない。それが、アスペルガー症候群を含む「自閉症スペクトラム障害(ASD)」の夫とのコミュニケーションがうまくいかず、その状態を周りにも理解されず、心身に不調をきたした妻の状況に重なるとして今、「カサンドラ症候群」との呼び名が広まりつつある。

 ASDは冗談や比喩を理解できずに言葉を額面どおりに解釈したり、特定のものごとへのこだわりが強かったりするなどの特徴がある。そのなかに含まれるアスペルガー症候群は、知的障害や言語障害を伴わないため、普通に社会生活を営んでいる人も多い。

 投稿者の大半は、発達障害と診断されたり、発達障害の疑いがあったりする夫をパートナーに持つ“カサンドラ状態”の女性たち。メールや手紙は「つらい思いをしている家族にようやく光が当たり、救われた」「もっと広く知って」としつつも、深刻な悩みを必死で訴える“悲鳴”に近い内容が多かった。

 40代の主婦Aさんは、夫に「注意欠陥・多動性障害(ADHD)」を伴うASDが疑われ、夫婦で「発達障害者支援センター」に相談したこともある。しかし、「仕事があり家族を養っている人に対して、できる支援はない」と言われた。


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