首、腰、ひざの痛みに「サプリメント」「コルセット」がNGな理由 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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首、腰、ひざの痛みに「サプリメント」「コルセット」がNGな理由

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 首、腰、ひざの痛みに悩まされている方も多いのでは? 気になる痛みや病気への対策を専門医に聞いた。

Q1 グルコサミンなどのサプリメントは効果的ってホント?

A 効果は証明されていませんが、楽になるという人もいます。

 ほとんどのサプリメントの効果は、医学的に証明されていません。ひざが悪い人にグルコサミンやコンドロイチンがいいといわれますが、それで軟骨が増えるということもありません。

「グルコサミンを飲んで、痛みが軽くなったという患者さんの声はたくさん聞きますが、気持ちの問題が大きいのかなと思います。ただ、飲んだ本人がサプリメントを飲んで、楽になったというのであれば、飲んでもよいでしょう」(江戸川病院慶友人工関節センター長泉田良一医師)

「グルコサミンやコンドロイチンについては薬と同じような臨床試験が行われています。しかし、十分なエビデンス(科学的根拠)は得られていませんので、わざわざお薦めすることはありません。ただ『痛みが楽になった』という患者さんがいるのも事実です。興味がある人は、1カ月試して、続けるかどうか判断すればいいのではないでしょうか。効果の実感がないのに、漫然と続けるのはよくありません」(伊奈病院整形外科部長石橋英明医師)

 サプリメントの中には質の悪い物もあります。使用前に主治医に成分などを確認してもらったうえで飲むと安心でしょう。

 飲んでひざの軟骨などの量が増えるサプリメントはありません。

Q2 コルセットやギプスはずっと着けていたほうがいいってホント?

A 長く使い続けていると、筋肉が弱くなります。

 人間のからだには、傷めた組織を修復する力が備わっており、軽度の損傷は、時間が経てば自然に治ります。同じように打撲やねんざ、ぎっくり腰になった場合でも、時間が経てば自然によくなっていきます。

「患部は安静に保たれていたほうが治りやすいので、ひざを痛めたらサポーターや固定装具を、腰を痛めたらコルセットや腰痛ベルトを装着します。これによって、ひざや腰に余計な負担をかけず、治りやすくなります」(石橋医師)

 しかしコルセットなどを習慣的に使うのはよくありません。たとえばぎっくり腰の場合であれば、初めの1週間ぐらいはコルセットや腰痛ベルトを使ったほうがいいでしょう。しかし、それ以降はできるだけ外したほうがいいそうです。

「『腰痛ベルトを着けていると楽だから、ずっと着けていたい』『コルセットを外すと、痛みがぶり返しそうで怖い』という高齢の人もいます。しかし、長く使い続けていると、筋肉が弱くなり、痛みが長引く原因になります。外出するときは装着して、家の中で過ごすときは外す、というように装着時間を短くしていって、徐々に外す方向に持っていくとよいでしょう」(同)

 装具は、自然治癒を助ける大事な道具。正しく使いましょう。

週刊朝日  2014年11月7日号より抜粋


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