ビル・ゲイツは社内で「豆腐屋さん」と呼ばれていた! そのワケは? 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

AERA dot.

ビル・ゲイツは社内で「豆腐屋さん」と呼ばれていた! そのワケは?

このエントリーをはてなブックマークに追加
週刊朝日#林真理子
HONZ代表、元マイクロソフト日本法人社長成毛眞(なるけ・まこと)1955年、北海道生まれ。中央大学商学部卒。アスキーなどを経てマイクロソフト日本法人に入社、36歳で同社代表取締役社長に就任。2000年、投資コンサルティング会社インスパイアを設立。翌年、書評サイト「HONZ」を開設。現在、インスパイア取締役ファウンダー、スルガ銀行社外取締役、早稲田大学ビジネススクール客員教授。『日本人の9割に英語はいらない』『本は10冊同時に読め!』『成毛眞の本当は教えたくない意外な成長企業100』など著書多数(撮影/写真部・大嶋千尋)

HONZ代表、元マイクロソフト日本法人社長
成毛眞(なるけ・まこと)

1955年、北海道生まれ。中央大学商学部卒。アスキーなどを経てマイクロソフト日本法人に入社、36歳で同社代表取締役社長に就任。2000年、投資コンサルティング会社インスパイアを設立。翌年、書評サイト「HONZ」を開設。現在、インスパイア取締役ファウンダー、スルガ銀行社外取締役、早稲田大学ビジネススクール客員教授。『日本人の9割に英語はいらない』『本は10冊同時に読め!』『成毛眞の本当は教えたくない意外な成長企業100』など著書多数(撮影/写真部・大嶋千尋)

 マイクロソフト日本法人のトップとして、日本のIT業界の草創期を支えた成毛眞さん。大の読書家としても知られ、主宰する書評サイト「HONZ」で紹介されてベストセラーになった本は数知れず。

 作家・林真理子さんとの対談で、マイクロソフト時代を振り返り、ビル・ゲイツの愛称に関する逸話を披露した。

*  *  *
林:成毛さんって、サラリーマンの憧れの存在なんじゃないですか。マイクロソフト(日本法人)に入って、若くして社長になって、やめて自分で会社を立ち上げて、本を読んで教養を深めながら自分で本を書いて、しかもそれが売れてという。

成毛:そうですかね。本人は遊んでるだけというか、シャレで生きてたらこうなったという。

林:言わずもがなですけど、一生働かなくてもいいぐらいの資産は、マイクロソフト時代にもらってたわけですね。

成毛:当時、すべてのIT企業で給料がいちばん安かったんですよ。社長なのに1200万ぐらいしかもらってなかったんです。

林:あら、そんなものですか。びっくりです。

成毛:そのかわりストック・オプションという株をもらってたんですけど、その株もややこしいんです。30年ほど前、ベンツの中古を買ったんですよ。「人生初めての外車だ」とか言って。二、三百万だったんで、その分の株を売ったんですが、もしそのときの株をずっと持っていたら、それだけで10億ぐらいになってたんですよ。でも、いまではパーです。

林:うっ……。

成毛:「あのときの○○」という話は、当時の社員はみんな持ってるんです。まさかこんなに上がると思ってないから、みんな売っちゃうんです。ビル・ゲイツですら、株の値段がこうなるとは思ってませんでしたからね。

林:ビル・ゲイツさんってアメリカの長者番付1位で、総資産が8兆円だそうですね。8兆円というと、国家が一つ買えちゃいますよね。

成毛:でも、ずいぶん下がりましたよ。99年のピーク時の時価総額は70兆円。ビル・ゲイツはその半分持っていました。

林:70兆! はァ……。

成毛:社内ではみんな「お豆腐屋さん」と呼んでたんですよ。

林:お豆腐屋さん?

成毛:自分の資産を1チョウ2チョウと数えるのは、豆腐屋とビル・ゲイツぐらいだろうって。

林:なるほど(笑)。

週刊朝日 2014年11月7日号より抜粋


トップにもどる 週刊朝日記事一覧

続きを読む

関連記事関連記事

このエントリーをはてなブックマークに追加
あわせて読みたい あわせて読みたい