米国株下落の今がチャンス? プロおすすめの投資信託15本 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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米国株下落の今がチャンス? プロおすすめの投資信託15本

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 為替相場はついに1ドル=110円を超えた。直近で105円台まで戻したが、中長期的には、財政不安などから昔のような円高になることは考えにくいという。数年後に150円、十数年後に200円の超円安もあり得るとの見方も出てきた。目減りする円だけでなく外国資産を上手く活用し自分の資産を守る必要がある。

 ファイナンシャルリサーチの深野康彦氏のおすすめを見ていこう。

 10月に入ってからの米国株は下落しているが、このタイミングこそドル高トレンドに乗る年内最後のチャンスという。

「今から投資信託を始めるのなら、長期ではなく、2~3年程度の中期で投資するのがポイントです」(深野氏)

 深野氏が投信を選ぶポイントは次の三つ。

(1)米国株を投資対象としている
(2)「為替ヘッジなし」のタイプを選ぶ
(3)「相場が上昇しているとき」に利益が出るタイプを選ぶ

 (1)については、世界各国の経済事情を見ると、米国経済が順調に成長する一方で、欧州や、中国を始めとする新興国は景気が低迷している。

「今年、米国は中間選挙のある年。11月の選挙前までは、ヘッジファンドなどの決算に伴い、利益確定売りで株価が調整すると言われています。9月にNYダウが年初来高値を更新しました。その調整に入っただけで、米国の経済が後退したわけではない」(同)

 そこで、ユーロや新興国の株や通貨で運用する投信ではなく、中期的に見て、米国株や米ドルで運用する投信を選んだほうが、リターンを期待できるというわけだ。

 深野氏が注目するのは、米国を代表する優良企業30銘柄の指数、NYダウと連動するインデックスファンド。NYダウの平均株価が上がると、基準価額(投信の価格)は上がり、平均株価が下がると、基準価額も下がるという仕組み。

 日興アセットマネジメントが運用する「インデックスファンドNYダウ30(アメリカ株式)」、三井住友トラスト・アセットマネジメントの「SMTダウ・ジョーンズインデックス・オープン」は、NYダウに連動するファンドの中でも信託報酬が安い。

 また、米国のハイテク銘柄の比重が高いナスダック総合指数と連動する投信も期待値が高いという。

 指数に連動するのではなく、企業業績の良い銘柄に投資する投信もある。

 投資対象銘柄の経営戦略や業績、株価などを考慮する「ダイワ米国厳選株ファンド─イーグルアイ─Bコース」(大和証券投資信託委託)は、金融機関やサービス、情報技術の分野で好業績が期待できる企業から構成されている。

 注意したいのは、名称の最後に「○コース」と、タイプが記されていること。

「為替ヘッジの『あり』と『なし』で、タイプが選択できるようになっていて、『為替ヘッジなし』を選ぶと、円安時には為替差益が得られます」(同)

 為替ヘッジとは、「為替予約取引」を使って為替レートをあらかじめ決めておくこと。円高になったとき、為替変動リスクを軽減できるメリットがある一方、円安のときに為替差益が得られない。そこで、「為替ヘッジなし」を選択すれば、円安になったときに利益が得られるというわけだ。

 少しハイリスクだが、短期でハイリターンを狙うものもある。「ブル・ベア型」だ。


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