値段は高いが、その価値は十分にあり。清潔なバスタオルにくるまれる幸せ柔らかさの度合いは、雲ごこちタオル>すごいタオル>すごいホテル仕様タオル。雲ごこちタオルの柔らかさは糸と糸の間の空間の多さによるもの。肌に優しいので、出産祝いにもいい。すごいタオルは中心に空洞のある糸を使用。すごいホテル仕様タオルはボリュームたっぷり。パイルにガス焼きしたスーピマコットンを使用しているので毛羽立ちせず、洗濯を重ねてもごわつかない。どれも柔軟剤を使わずに洗うのが吸水性を保つポイント
値段は高いが、その価値は十分にあり。清潔なバスタオルにくるまれる幸せ
柔らかさの度合いは、雲ごこちタオル>すごいタオル>すごいホテル仕様タオル。雲ごこちタオルの柔らかさは糸と糸の間の空間の多さによるもの。肌に優しいので、出産祝いにもいい。すごいタオルは中心に空洞のある糸を使用。すごいホテル仕様タオルはボリュームたっぷり。パイルにガス焼きしたスーピマコットンを使用しているので毛羽立ちせず、洗濯を重ねてもごわつかない。どれも柔軟剤を使わずに洗うのが吸水性を保つポイント
うっとりする柔らかさ(雲ごこちタオル)
うっとりする柔らかさ(雲ごこちタオル)
高品質を示す二つのタグ(すごいタオル)
高品質を示す二つのタグ(すごいタオル)

 週刊朝日で好評連載中の「美意識ある生活」。生活品評論家の東海左由留(とうかい・さゆる)さんが厳選したひと品を紹介している。東海さんは日本とヨーロッパで「生活をより豊かに」をテーマに様々なアイテムやサービス、ライフスタイルを取材。自腹で購入し、時間をかけて使用感を検証している。

【美意識ある生活 他の逸品はこちら】

 今回は、今治タオルを紹介する。

*  *  *

■使う頻度×心地良さ=納得の支出

 本欄のような原稿を書いていると、手当たり次第にモノを買っていると思われがちだ。だが、見栄のためや根拠薄弱な衝動買いほど無駄になる確率が高い。それゆえ費用対効果を計算し、熟考を重ねて購入している。

 特に使用頻度が高いアイテムは、使い勝手と心地良さが生活の質に大きな影響を与える。というわけで、筆者の購入決定の法則は「使う頻度×心地良さ・使い勝手の良さ=納得の支出」。この法則により、わが家の必須アイテムになったのが、今治タオルのバスタオルだ。朝晩1日2回は使い、直接肌に触れるものだから、相応の経費をかける根拠は十分にある。

 ショップで一つひとつ触って選んだのが「雲ごこちタオル」。綿糸の撚りが少なめなので、名前の通りふわふわと柔らかい至福の肌触り。「すごいタオル」は柔らかさ、吸水性、耐久性のバランスが抜群。どちらも糸を晒す四国の天然水の質と、技術の高さが際立つ逸品。

<今日の逸品>
雲ごこちタオル バスタオル(約70×130cm) 4000円(税抜き)
※雲ごこちタオル バスタオルを購入する

すごいタオル バスタオル(約70×140cm) 5000円(税抜き)
※すごいタオル バスタオルを購入する

すごいホテル仕様タオル バスタオル(約76×160cmの大判) 5000円(税抜き)
※すごいホテル仕様タオル バスタオルを購入する

問い合わせ先:今治タオル 南青山店

週刊朝日 2014年7月11日号