「元気ではないけど、生きています」自殺直前、行方不明になっていた笹井氏のメール (2/3) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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「元気ではないけど、生きています」自殺直前、行方不明になっていた笹井氏のメール

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週刊朝日#STAP細胞
1月末、STAP細胞について笑顔で説明する笹井氏ら (c)朝日新聞社 

1月末、STAP細胞について笑顔で説明する笹井氏ら (c)朝日新聞社 

 この知人によれば、笹井氏は母親に、STAP騒動についての本音をこう吐露していたという。

「あの子は、週刊誌などに書かれた小保方晴子(30)さんとの仲などについて、『あんなことは絶対ないから信じてほしい』と言っていた。理研について、『クビにするならしてくれればいいのに。アメリカで研究したいのに、なかなか切ってくれない』と愚痴をこぼしていた。お父さんも何でも人の責任をみんな負う人だったから。芳樹はああ見えて要領が悪いから、お父さんに似なければいいけど……」

 5年前、息子に「ノーベル賞を期待する」と誇らしげに語っていた母が感じた不安は、不幸にも的中してしまった。

自殺現場に置かれたカバンからは、STAP細胞の検証実験に参加中の小保方氏、CDBの竹市雅俊センター長(70)ら幹部、研究室メンバーなどに宛てた3通の遺書が、研究室の秘書の机の上からも、総務課長と人事課長に宛てた遺書のようなものが発見された。小保方氏への遺書の内容について、理研関係者はこう語る。

「『小保方さん』と手書きされた封筒入りで、パソコンで作成された文書でした。『1人闘っている小保方さんを置いて、先立つのは、私の弱さと甘さのせいです。あなたのせいではありません。自分のことを責めないでください。絶対、STAP細胞を再現してください。それが済んだら新しい人生を一歩ずつ歩みなおしてください』などと、彼女を気遣うような内容でした」


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