柳澤英子さん流“塩レモン”。レシピは週刊朝日8月15日号に掲載されている(撮影/写真部・東川哲也)
柳澤英子さん流“塩レモン”。レシピは週刊朝日8月15日号に掲載されている(撮影/写真部・東川哲也)
ゴーヤ塩レモンチャンプル。レシピは週刊朝日8月15日号に掲載されている(撮影/写真部・東川哲也)
ゴーヤ塩レモンチャンプル。レシピは週刊朝日8月15日号に掲載されている(撮影/写真部・東川哲也)
柳澤英子(やなぎさわ・えいこ)茨城県出身。料理研究家、編集者。新しい調味料を使ったレシピに定評がある。近著に『すごい!塩レモン 使いこなしレシピ』(小学館)(撮影/写真部・東川哲也)
柳澤英子(やなぎさわ・えいこ)
茨城県出身。料理研究家、編集者。新しい調味料を使ったレシピに定評がある。近著に『すごい!塩レモン 使いこなしレシピ』(小学館)(撮影/写真部・東川哲也)

 最近、人気上昇中の“塩レモン”。“ポスト塩麹”と言われるこの万能調味料は、家庭で簡単に作れて、料理をおいしくするという。料理研究家の柳澤英子さんにレシピを教わった。

“塩レモン”とは、要はレモンの塩漬け。もとはモロッコ生まれの調味料で、現地では日本の梅干しのような存在だという。『すごい!塩レモン 使いこなしレシピ』を出版した柳澤英子さんはその魅力をこう語る。

「素材のうまみが引き出されたり、魚の臭みが消えたり、野菜の色が鮮やかになったり。和洋中、どんな料理にも使えて便利です。レモンの酸味があるので、減塩にもなりますよ」

 使い道はたくさん。塩レモンを手につけてご飯を握れば、“塩レモンおにぎり”に。しょう油の代わりに納豆や餃子にかけてもおいしい。熱中症対策には“塩レモンジュース”がおすすめだ。

「水1リットルに、塩レモンを小さじ2、砂糖を40グラム加えるだけ。微かな甘みで爽やか」(柳澤さん)

 新たな優れもんの登場です。

週刊朝日  2014年8月15日号