急成長する松山英樹「3年あったらどこまでいくんだ」とマルちゃん驚嘆 (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

AERA dot.

急成長する松山英樹「3年あったらどこまでいくんだ」とマルちゃん驚嘆

連載「マルちゃんのぎりぎりフェアウエー」

このエントリーをはてなブックマークに追加

 さて松山英樹です。通算1アンダーの39位でした。ティーショット、セカンドショットに関してはトップ10に入れる内容だったと思いますよ。いかんせん最終日のバックナイン(後半の9ホール)で3パットが3回ですからね。自分のリズムがつかめないですよね。見てて彼のストレスが伝わってきました。

 別に彼のパッティングが下手だなんて否定するつもりはありません。なぜ調子が悪かったのか、このグリーンに対してどういう調整をしたらよかったのか、これも一つの勉強ですよね。

 パットって各ホールの締めですからね。締めが気分よくいけると、次のティーショットがよかったりとか、何ホールか気持ちよくプレーできたりとかする。ホールとホールを結びつける、すなわちその一日を全部結びつけるものが、パットなんです。ほんとに大事なんですよ。

 僕らはホールに「ボコン」って球が入るのが楽しくてやってるようなもんですから。あんまりショットで大喜びすることはないけど、ものすごいパットを入れたら、「ウォーーーー」って大騒ぎしますから。

 英樹はあと3年でマキロイの年齢になってきます。英樹のこの1年の伸びを見てると、3年あったらどこまでいくんだ、って楽しみになってきますよね。何が足りなかったのかを見つめ直して、次へのステップにしてほしいです。

 現地でメジャーの解説やラウンドリポーターをしてみて、改めて思いました。世界はどんなゴルフをしているのかを目の当たりにして、次世代を担う日本のゴルファーに伝えられるのは、幸せなことだと。

 一方で「あと15年遅く生まれて、この進化した道具で最初からゴルフができてたらな」とも思いましたけどね!

週刊朝日  2014年8月8日号


トップにもどる 週刊朝日記事一覧

丸山茂樹

丸山茂樹(まるやま・しげき)/1969年9月12日、千葉県市川市生まれ。日本ツアー通算10賞。2000年から米ツアーに本格参戦し、3勝。02年に伊澤利光プロとのコンビでEMCゴルフワールドカップを制した。リオ五輪に続き東京五輪でもゴルフ日本代表ヘッドコーチを務める。19年9月、シニアデビューした。

おすすめの記事おすすめの記事
関連記事関連記事

あわせて読みたい あわせて読みたい