ホリエモン「マスメディアは『お父さん』を取り戻せ」 (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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ホリエモン「マスメディアは『お父さん』を取り戻せ」

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 私と同じかもっと上の世代がそれに当たるだろう。一方、奥さんや子どもたちは新聞をあまり読まない。彼らはガラケーのメールやカジュアルゲームはやっていたかもしれないけど、情報は受動的に受け取るのが当たり前になっている。すなわち、テレビを見ているわけだ。

 つまりお父さんが新聞を取らなくなったら誰も読む人がいなくなる。しかも収入は以前と違って右肩上がりとは言えない状況だ。不要な支出は減らすとなれば、新聞が真っ先に支出項目から削られる可能性が高い。スマホ時代になってそれが加速しているというわけだ。

 だから、テレビはまだ見られている。だが、これも近未来的には危ういのは間違いない。それもスマホのせいだ。それでもテレビは、「ながら視聴」がされているから、まだ延命はできるかもしれない。当のソーシャルゲームやソーシャルネットワークアプリのCMはテレビで放映されている。自分たちの顧客を自分たちのライバルにどんどん流しているわけだからタコ足食いみたいな図式なんだけれど。

 だから新聞社は危機感を持たなければならない。スマートフォン向けのニュース配信なり、アプリなりで先行する業者のアプリを徹底的に解析し、自分たちのビジネスモデルをブラッシュアップしていかなければならない。

 正直、成果を上げているとは言い難い状況だ。紙面を意識することなく、スマートフォンに特化した形でのニュース編集をすべきだと思う。雑誌メディアはもっと危機的なのだから、それ以上に意識すべきだろう。

週刊朝日  2014年8月1日号


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