「脚本がひどすぎます」ライターが断言する、フジのドラマとは? (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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「脚本がひどすぎます」ライターが断言する、フジのドラマとは?

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週刊朝日#ドラマ

「今の若い人は夢がないと言われているでしょう。夢を見させてほしいテレビで、現実をやられても……。かつて野島伸司脚本の悲惨な現実を映し出したドラマが当たったのは、世の中が浮かれてハッピーな時代だったから。今の若者たちの不幸にスポットを当てて、誰が喜ぶんだろうって思いましたね」(“おネエ”映画ライターのよしひろまさみち氏)

 実力派がそろった作品だからこそ、今後の巻き返しを期待したい。

 同じように、若者の描き方を間違えていると言われるのが「GTO」(フジ系、火曜)だ。

 こちらも、98年に反町隆史主演で爆発的人気を誇ったキラーコンテンツのEXILE・AKIRA版。よしひろ氏は「1話を見てひっくり返りそうになったわ」と辛辣だ。

「かつてはGTO出身の俳優はブレークする、という登竜門のようなドラマだったのに、それはもうないでしょうね」

 生徒役には、朝ドラ「ごちそうさん」でヒロインの娘役を演じた松浦雅や、実写版映画「魔女の宅急便」の小芝風花など、注目の若手を集めてはいる。が、先の吉田氏も1話で見るのをやめることにしたとか。

「脚本がひどすぎます。表面のポイントを数珠つなぎにしているだけで、物語が全然理解できなかった。若者にしか聞こえない“モスキート音”ってありますよね。今作には、私みたいな中年には見えない“モスキート映像”みたいなのがあったのだろうかって思いましたよ」

「整形」「読者モデル」や「スマホ」といった今風なものは出てくるが、クラスメートの整形前の写真を特大垂れ幕にまでしてさらした生徒たちが、あっさり泣いて仲直りするなど、大人どころか高校生にも理解できないのでは。

週刊朝日  2014年8月1日号より抜粋


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