症状の改善も 医師がすすめる「バリアフリーツアー」とは (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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症状の改善も 医師がすすめる「バリアフリーツアー」とは

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週刊朝日#健康

 近ごろ介護の知識と技術を持った専門の添乗員が同行してくれるバリアフリーツアーが増えている。旅を通して気持ちが晴れ晴れし、病状の回復も見られるという。

「介護が必要な人や四肢が不自由な人にとって旅行はメリットが多く、患者さんにも勧めています」

 と話すのは、高齢者や障害者の旅行に詳しい三軒茶屋リハビリテーションクリニックの長谷川幹院長だ。

「日常の外出もおっくうになるのだから、旅行は相当ハードルが高い。だからこそ、それができるようになると大きな自信につながります」

 長谷川医師によると、普段なら躊躇(ちゅうちょ)することでも、旅先では「せっかく来たのだから」と意欲がわき、能力を発揮しやすい。できたことが自信につながり、日常生活においても「挑戦しよう」とする前向きな気持ちが生まれてくるという。

 こうした効果は旅行に出る前から表れる。旅という目標が生まれることで、「それまでにもう少し長く歩けるようになりたい」などといったその人なりの目標が生まれ、リハビリにも熱が入るのだ。加えて、非日常を体験する精神的なリフレッシュ効果も期待できる。長谷川医師の患者の中にも、顕著なリハビリ効果が表れているという。

「パーキンソン病で食事や排泄、立ち座りも一人ではできなかった80代の女性が、旅行に行くようになってから自分で食事ができるようになりました。また、以前は聞き取りにくいささやき声しか出せなかったのに、旅行の後は電話で話ができるように」


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