「お前を守る」と言いたがる男ほど、現実味がなく嘘つき? (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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「お前を守る」と言いたがる男ほど、現実味がなく嘘つき?

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 守りたい対象を守るために、必ず「守られない」人たちがいる。そして誰を守るか、誰を守らないかを決めるのは、きっと“私たち”ではない。

 男たちがナルシスティックにうっとりとした口調で言いたがる「俺はお前を守る」が嘘くさいのは、彼等の頭の中にある映像が、あり得ないスピードで敵を倒したり、傷だらけになりつつも雄叫びを上げ闘うカッコイイ自分で、それに酔っているように聞こえるからかもしれない。現実味がない上に、守りたい人、守りたくない人を、分け、差別しているからだろう。

 ちなみに、私が「こいつは信頼できる」と感じられる「守ってくれるヒーロー」はアンパンマンだけ。自分の身を削り、顔を食べさせてくれるアンパンマン的ゆるさで「守る」と言える男しか信用しない。ちなみに、アンパンマンのマーチによれば、アンパンマンは「みんなの夢を守るため」に、飛んでいくそうです。誰のことも、傷つけないで。

週刊朝日  2014年7月25日号


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