ホリエモン「紙への移行には付加価値が欠かせない」 (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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ホリエモン「紙への移行には付加価値が欠かせない」

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刑務所なう。 完全版

堀江貴文著

978-4167901486

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 つまり、無料の媒体にはない価値を付加しないと課金は難しいし、一部のヘヴィユーザにターゲットを絞らなければならないということになる。無料のマンガアプリから従来と同じ値段で買う紙のコミックスへ、というモデルはそれには合致しない。内容は無料版とほとんど変わらないわけで、わざわざ紙媒体で読むほどではないわけだ。

 となると正解は、無料版では見られなかったようなカットを多めに入れたり、値段が高くなっても上質な紙を使ったり、紙媒体ならではの付録をつけたりして、従来のコミックスよりも高付加価値で高価格の商品に仕立てあげ、コアなファン層に向けて販売するということになるだろう。

 また、フリーミアムモデルではユーザベースを大きくすることが大事なので、グローバル展開は欠かせない。日本国内向けだとせいぜい数千万人が対象だが、グローバルになると数十倍になる。課金者数も桁違いだ。そういう意味ではこれまでとは違った媒体作りのノウハウも必要とされてくるだろう。

 しかもネット媒体から紙媒体へのコンバージョンはかなりハードルが高いので、そちらも工夫が必要となる。アマゾンで本が売れたといっても、平均では全体の売り上げの10%ほどが現状だ。まだまだ紙の本はリアル書店で売れている。日本は電車通勤・通学のインフラが整っていたり、ロードサイドにも大型書店があるので、リアル書店で本を買う人が多いのだ。

 ネット媒体からリアル書店というのもかなりのハードルだ。ソーシャルメディアを活用するなりして努力していくしかないだろう。

週刊朝日  2014年7月18日号


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