サントリー新浪社長電撃就任 「プロ経営者」VS.「世襲社長」強いのはどっちだ (2/3) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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サントリー新浪社長電撃就任 「プロ経営者」VS.「世襲社長」強いのはどっちだ

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 創業者のひ孫で2011年から子会社のサントリー食品インターナショナル社長を務める鳥井信宏氏(48)が後継者とみられていただけに、経済界からも驚きの声があがる。帝国データバンク名古屋支店の中森貴和情報部長がこう語る。

「1月の米ビーム社買収合意の発表以前から、佐治会長からトップが交代するのではないかとみられていました。後継の鳥井氏は子会社社長に就任したばかりなので、軌道に乗るまではそちらに専念させ、グループ企業から新社長を出すのではないか、とも言われてました。新浪さんは5月にローソン会長になったばかりで、産業競争力会議など政治活動に力を入れると思われていた矢先だったので、今回の人事は驚きましたね」

 佐治会長は鳥井氏について、「まだ若い。新浪さんのもとで勉強してもらって、成長次第だ」と話している。東京商工リサーチの友田信男情報本部長が語る。

「新浪氏をワンポイントで起用して社内を活性化させ、将来的には鳥井家に戻すというプランでしょう。長期政権というよりは、ローソンの海外進出に取り組んだ新浪氏のノウハウを吸収し、今後のグローバル展開の流れを作っていきたいという意図が感じられます」

 ここで注目すべきは、最近、日本の大企業で「プロ経営者」を外部から招へいするケースが多くなっていることだ(下記参照)。

■大企業に起用された「プロ経営者」たち(カッコ内は主な経歴)
サントリー 新浪剛史氏(ローソン社長)
ローソン 玉塚元一氏(ファーストリテイリング社長)
ベネッセホールディングス 原田泳幸氏(日本マクドナルドホールディングス会長)
資生堂 魚谷雅彦氏(日本コカ・コーラ社長)
武田薬品工業 クリストフ・ウェバー氏(英グラクソ・スミスクライン幹部)
LIXILグループ 藤森義明氏(日本ゼネラル・エレクトリック会長)
日本航空 稲森和夫氏(京セラ名誉会長)
日産自動車 カルロス・ゴーン氏(仏ルノー幹部)


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