鈴木章浩(都議会議員)1962年、東京都生まれ。99年大田区議選で初当選、2007年、東京都議補選で当選して都議に。12年8月、尖閣諸島に泳いで上陸した日本人団10人のうちの1人。6月、議会で少子化対策に関する質問に立った女性都議に「早く結婚した方がいい」とヤジを飛ばし、問題に=23日、当初否定していた発言を一転認め、開いた謝罪会見で (撮影/朝日新聞社・嶋田達也) (c)朝日新聞社 @@写禁
鈴木章浩(都議会議員)
1962年、東京都生まれ。99年大田区議選で初当選、2007年、東京都議補選で当選して都議に。12年8月、尖閣諸島に泳いで上陸した日本人団10人のうちの1人。6月、議会で少子化対策に関する質問に立った女性都議に「早く結婚した方がいい」とヤジを飛ばし、問題に=23日、当初否定していた発言を一転認め、開いた謝罪会見で (撮影/朝日新聞社・嶋田達也) (c)朝日新聞社 @@写禁

 ファッションデザイナーのドン小西氏が、6月都議会で少子化対策に関する質問になった女性都議に「早く結婚した方がいい」とヤジを飛ばし、問題になった鈴木章浩都議会議員のファッションチェックを行った。

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 今週は、ヤジ問題でやっちまった!この人。メディアの前であらためて謝罪したのはいいけどさ、今や日本中から、いや、世界からも注目を浴びちゃってるんだもの。それにしちゃあ、ずいぶんとファッションが雑だよね。

 このチョークストライプのスーツ。価格はニッキュッパあたりの既製品だろうけど、まあ、それはいいんだよ。ここでしっかり黒の謝罪スーツを着込んで、会見を特別の場にしたくないという気持ちはわからないでもないからね。ただ、そのスーツとVゾーンのバランスがひどい。まずVゾーンは、大きい襟と結び目のデカいネクタイっていう一昔前に流行したスタイル。ところがスーツのほうは、ラペル(襟)が細くて華奢。スーツが負けて、Vゾーンがやたら浮いて見えるんだよ。

 ま、いまだにこの手のVゾーンをやってる人は、目立ちたがり屋が多いよね。でもこのスーツなら、レギュラーカラーのシャツと8センチ幅くらいのネクタイで、もっと控えめにしないと。ミョーに強調されているネクタイがいかにも苦しそうで、まさにこの人の心情?と勘ぐりたくなりますが。

週刊朝日  2014年7月11日号