「ゴジラ」60年前、なぜ生まれたのか 最新作を機に原点を振り返る (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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「ゴジラ」60年前、なぜ生まれたのか 最新作を機に原点を振り返る

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週刊朝日

 70年代以降、日本の映画産業が衰退を迎えてからも、怪獣映画の代名詞として映画ファンから愛され続け、2004年にはハリウッドの殿堂入りを果たしている。

「ゴジラの姿は自然界にはない抽象的なデザインです。そんなところが海外の人にとっては魅力的に見えるのかもしれません」

 役者が着ぐるみの中に入って怪獣を演じる「スーツプレイ」も海外では例が少なく、斬新な表現として受けとめられているという。

「私が監督を務めていたころ、ゴジラの顔の部分はリモコンで動かしていたのですが、胴体に入った役者さんとのマッチングが大変でした。ヘドラを倒した後、ゴジラが人間にメッセージを語りかけるように振り向くシーンは、とてもうまくいったと思っています」

 これまでに日本で製作されたゴジラは、全28作すべてスーツプレイで演じられてきたが、最新作のゴジラはCGで描かれている。

「スーツプレイがないのは仕方がありません。技術は新しくなっていくものです。ハリウッド側にゴジラの世界観を壊さないような条件を提出し、最新作では『なぜゴジラが生まれたのか』という原点に立ち戻っています。3Dの臨場感も素晴らしく、大傑作です」

週刊朝日  2014年6月27日号


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