45歳・手嶋多一選手が“国内最難関コース”を制した理由 (2/3) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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45歳・手嶋多一選手が“国内最難関コース”を制した理由

連載「マルちゃんのぎりぎりフェアウエー」

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 こういうゴルフ場では、コースマネジメント力がない人は絶対にダメです。あとはタフな状況の中で、自分の設計図通りに打っていけるメンタルの強さですよね。多一君にはマネジメント力があるうえ、今週は抜群に調子がよかった。4日間、ダブルボギーを一つもたたかなかったんですから。

 マネジメント力を高めるにはどうしたらいいか。もちろん経験を積むことが必要なんですけど、いくら経験を積んでも、「感じ方」が正しくなければ身につきません。

 何かが起こったとき、「そんなの関係ねえよ」ってやってるだけではうまくいかないし、「怖くねえよ」とイケイケでもダメだと思うんですね。しっかり原因を考えて、いい経験として頭に入れていく。これを積み重ねていくと、攻めと守りを交互に使うゴルフができるようになる可能性がある。そうやって無理をしない、無理をさせない自分をつくっていくんです。

 右サイドに池があり、プレッシャーがかかる18番パー5。最終日の多一君にはうならされましたねえ。ティーショットをフェアウエーど真ん中に打ってるんです。第2打を3番ウッドで打てばピンそばまで持っていけるのに、アイアンできっちりレイアップしてバーディーチャンスをつくった(結果はパー)。自分を大きく見せることをしないんです。これが多一君の素晴らしいところですよね。


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