ポール・マッカートニー 来日時の格好が気を抜きすぎだった?

ロックの神々
朝日新聞出版
978-4022770240
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 体調不良で国立競技場などで行われる予定の全公演を中止した、ポール・マッカートニー。ファッションデザイナーのドン小西氏が、この“カリスマ”のファッションチェックをした。

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 あたしも半年前の日本公演に行ったんだけどさ、なんせ休みなしで歌い続けて、しかもライブとCDのブレがない。とにかくすごいパワフルなんだって。それだけに、今回の公演中止は心配だよ。周りに期待されると、それに応えようと年を忘れてがんばりすぎちゃう。ポールもドン小西も同じなんだよなあ。

 と、この人を身近に感じたところで、今回来日した時のファッションだよ。いくらなんでも気が抜けすぎてて、こんなんで大丈夫かよって思ったもんな。Tシャツにジーンズ、そこに英国調のテーラードジャケット……って、聞く分にはかっこいいけど。日の丸Tシャツは浅草で買ってきたような土産物風だし、ジーンズもゆったりしたおじさんタイプ。格好だけ見ると、元ビートルズっていうより、昔のフォーク歌手みたいじゃん。

 この年で細身のロンドンスタイルで決めるとか、もうちょっと雲の上のファッションでもよかったんじゃないかね。ファンは等身大のポールより、走り続けるカリスマが見たいんだし。とにかく早く元気になって、かっこいい70代の生き様、見せてくださいって。

週刊朝日 2014年6月6日号

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