毎日晩酌に8品 歌舞伎役者の妻は料理に苦労?
現在の歌舞伎界に欠かせない「名脇役」が片岡亀蔵さんだ。歌舞伎座新開場となった昨年は、ひと月も休むことなく舞台に引っ張りだこだった。そんな亀蔵さんを支えたのが、ふたりの母校、青山学院の校友会のパーティーで知り合い結婚した妻の明美さん。ご夫婦にインタビューしたところ、亀蔵さんの意外なこだわりが見えてきた。
明美:私がパーティーの司会を務めて、主人が歌舞伎俳優ということでゲストだった。その後、すぐに博多座での公演があって、福岡で再会したんです
亀蔵:福岡で芝居がなかったら、結婚していたかどうか。縁があったんでしょう。それまでは毎日、友だちと会って、飲んだり食べたりしていたんですが、40歳を迎えて、そういう生活にくたびれてきた時期でした
明美:結婚するまでは、家でごはんを食べたことがなかったって言うんですから
亀蔵:子どものときは、家で食べてたよ(笑)。ときには遅くまで飲んで、朝までに酔いをさまして舞台に立つということもあったんですが、「一生、このままの生活は続けられない」と限界を感じてました。そういうときに出会って、魔が差したというか(笑)

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