ホリエモン「面白いのに売れない本には理由がある」 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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ホリエモン「面白いのに売れない本には理由がある」

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 ベストセラーはどうやってできるのか? ライブドア元社長の堀江貴文氏は全国講演ツアーを行うなか、その理由を推測する。

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 著書『ゼロ』の全国講演ツアーが続いている。先日は、北海道の帯広市で地元の書店さん主催の講演会を行った。会場は超満員で、立ち見も出るほどの大盛況に終わった。

 主催の書店さんに話を聞くと、今年は一押しのビジネス・ノンフィクション書籍がまだなくて大変なのだそう。「『ゼロ』も引き続きお願いします」とは言ったものの、保守的な書店業界の苦境を身近に感じた一瞬だった。

 以前にも書いたが、出版社は売り上げ確保のために出版点数をむやみに増やしている。そもそも年に1冊くらいしか売れない本を紙の本で出す社会的意義はない。電子書籍で十分だし、必要ならプリントアウトすればよい。そのほうがずっとコストは安く済む。出版社の資金繰りと著者のエゴが生み出す歪んだ状況というわけだ。

 むしろその程度しか売れない本であれば、採算を度外視してブログで無料公開してもいいくらいである。だが、そのために良い本を継続的に広告宣伝して、じっくり売っていくというやり方を出版社がしてくれないのだ。

 これだけ地道にサイン会やPR、講演会を行って、90%近くの実売率がある『ゼロ』であっても、少しずつしか重版がかからない。


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