「参院の党政審会長を務める山谷えり子議員(63)ですよ。主婦向け情報紙の編集長を経て政界入りし、第1次安倍内閣では首相補佐官も務めた、たたき上げ。タレント議員の三原さんとは水と油の関係です。子宮頸(けい)がんの予防ワクチン接種には慎重な立場で、積極派の三原さんと大バトルを繰り広げたのは有名な話。ことしに入ってからもスタンドプレーが目立つ三原さんに対し、『あなた一人で仕事をしているんじゃないわよ』とキツくお灸を据えたらしいですよ」

 ドラマ「金八先生」で不良少女を演じ、「顔はヤバイよ、ボディーやんな」の名台詞を持つ三原氏を一喝するとは、上には上がいるものだが、本当なのか。

 13日、党本部で山谷議員に聞いた。

「そんな話が出ているんですか? 私、怒ったりなんかしていませんよ。むしろ三原さんを激励しているんです。私は女性局長の先輩でもありますから」

 一方、三原議員の事務所も「仲は悪くはないですよ。怒られたこともありません」と回答した。

「野田聖子vs.高市早苗」「片山さつきvs.佐藤ゆかり」をはじめ、たびたび女性のバトルが勃発する自民党

 さあ三原氏、お得意の“ボディー”で反撃なるか。

週刊朝日 2014年3月28日号