ぽちゃん、と鍋につかる、もふもふした姿のパンダにシロクマの親子。
実はこれ、大根おろしと海苔だけで作られている。この「大根おろしアート」が今、話題を集めている。
ブームの立役者は東京都在住の会社員、きみまろっくさんだ。きっかけは、シロクマ好きの友人の誕生日に鍋を作っていたときのこと。鍋に合う大根でシロクマが作れるのでは、とひらめいた。
こうしてできた「シロクマ鍋」をツイッターに投稿。本人も「予想外」の大反響を巻き起こした。
「器用なほうではありませんが、意外と簡単にできました。大根おろしは粘土よりも造形しやすく感じます」(きみまろっくさん)
ただ、難点もある。水分をよくきって使うため、大量の大根おろしが必要になり、意外と重労働だそう。手のひらサイズのパンダでも、大根約3分の2本を使用した。
それに、あまりにも可愛い姿に、食べるのを躊躇してしまう人も多いとか。
※ 週刊朝日 2014年2月14日号