日本テレビの水卜(みうら)麻美アナウンサー(26)の評価がうなぎ登りだ。

 水卜アナは2013年12月にORICON STYLEが発表した「第10回好きな女性アナウンサーランキング」で1位に輝いた。慶応大学文学部を卒業後、10年に同社に入社。現在は4年目ながら昼の情報番組「ヒルナンデス!」のレギュラーアシスタントに起用されるなど、局の期待も大きい。

 そんな水卜アナの最大の魅力は“ぽっちゃり体形”。従来の女子アナにはないタイプの癒やし系なのだ。

 女子アナ事情に詳しい芸能評論家の三杉武氏が語る。

「かつて女子アナといえば、才色兼備の高嶺の花でした。とはいえ、芸能人でさえカリスマ性よりも親しみやすさが評価される時代。女子アナも親近感が人気の重要な要素の一つになっているのかもしれません」

 そんな水卜アナを「普段もかなりの癒やし系」と語るのは同局の関係者だ。

「『ヒルナンデス!』では、出演者が話題のグルメを試食するコーナーがあります。普通は、ひと口くらい味見して終わりなのですが、彼女は本当においしそうに、残さず食べようとする。他の女子アナでは考えられない行動です」

 その“ぽっちゃり体形”をイジられる場面もあるが、「リハーサル中でも自身の体形を自虐ネタにして周囲をなごませています。あいさつもきちんとしていて、共演者やスタッフのウケはいい」(前出の関係者)。

 プライベートでは、12年11月に写真週刊誌で同局の先輩イケメン社員とのデートをキャッチされたが……。

「相手の男性がプレイボーイということで心配する声もありましたが、別れたという話は聞いていないし、交際は続いていると思います。ブレークしても有名人に乗り換えないあたりも、水卜アナらしいと評判です」(同局の番組スタッフ)

 一時は西尾由佳理アナや夏目三久アナらエース級の局アナが流出し、窮地に陥っていた同局。日テレにとっても水卜アナはまさに“癒やしの女神”なのだ。

週刊朝日  2014年1月3・10日号