中国は「偽装漁民」を上陸させ尖閣諸島を“強奪”する? (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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中国は「偽装漁民」を上陸させ尖閣諸島を“強奪”する?

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尖閣諸島の魚釣島沖で並走する中国の公船(手前)と海上保安庁の巡視船 (c)朝日新聞社 

尖閣諸島の魚釣島沖で並走する中国の公船(手前)と海上保安庁の巡視船 (c)朝日新聞社 

 日本が尖閣諸島の領有を主張するなら、領空侵犯機には断固たる強い措置をとる必要がある。しかし、軍事衝突を誘発する可能性のきわめて高い、毅然たる措置を、日本ははたしてとれるだろうか?

 もしも日本側が緊張を嫌って強硬な措置を回避した場合、中国側は海上と同じように、領空でも侵犯を段階的に増やし、やがてこちらも常態化させるだろう。同時に、海上での領海侵入もさらに常態化させ、日本側の実効支配を崩していく。その過程で、海軍を周辺海域に接近させもするだろうが、彼らは武力衝突をしたいわけではなく、日本側を牽制するのが狙いだ。

 だが、仮にそうして中国軍機や中国公船の尖閣エリアへの侵入が常態化しても、中国側も日本側の空自機や海上保安庁の巡視船を追い出せるわけではないから、彼らの実効支配が確立されるわけではない。そこで次に何をやってくるか?

 当然の予測として、尖閣への上陸を想定しなければならない。最初はおそらく偽装漁民であろう。それに対しては海保が保護あるいは逮捕し、強制退去させることになるが、中国側はそれをやはり段階的に常態化させる。そして、その次にはいよいよ公船を侵入させて、事実上の警察活動の実施を狙ってくるだろう。

週刊朝日 2013年12月13日号


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