いちばん難しいのは「母娘介護」? 過去のしがらみで復讐も (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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いちばん難しいのは「母娘介護」? 過去のしがらみで復讐も

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 こんな調査結果があります。虐待の最大の理由は介護の精神的苦痛なのですが、2番目は過去の人間関係なんです。子どものころに母親からされて嫌だった思いが巡り巡って「復讐」として出ることもあるでしょう。もともとしがらみのある母娘だと、介護という究極の場では問題が起きやすい。最終的には、人と人との関係性なのです。

 介護保険を受ける人が半分、認知症の人が4割という85歳人口が増えていくと、介護の負担がもっと増えます。団塊の世代からの出生率の低下(1947年から57年の10年間で出生率が4.54→2.04に減少)を考えても、子ども1人あたりの負担が増え、娘の介護は更に大きな問題になってくるでしょう。

 現状では特養の入居が3年待ちともいわれています。親は有料ホーム入居などのための貯蓄をしたり、子どもも「仕事辞めない宣言」をしておくなど、元気なうちからの計画も必要になると思います。

週刊朝日 2013年12月6日号


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