アベノミクス 注目すべき貴金属は“金”ではなく“○○”

 日銀新総裁の誕生で、ますます期待が高まっている「アベ相場」。「中長期」で期待でき、資源・農業関連で注目されているのが、白金だという。

 マネーとキャリアのコンサルティング会社「プラチナ・コンシェルジェ」に所属する村岡里香ファイナンシャルプランナー(FP)、経営コンサルティングなどを行う「スキラージャパン」の伊藤亮太副社長、ともに「NEXT FUNDS日経・東工取白金指数連動型上場投信」を推す。日経・東商取白金指数に連動する投信だ。

 このほか村岡氏は「純プラチナ上場信託」「純パラジウム上場信託」といった白金商品にも注目している。「白金は、自動車の排ガスに含まれる有害な成分をなるべく無害にする触媒に使われています。米国を中心とした景気の回復で自動車の販売台数が伸びており、需要の増加が期待できます」(伊藤氏)。

 中国では大気汚染が深刻になっていることから自動車の排ガス規制に動けば、さらに追い風が吹くという。「白金の生産量は金の20分の1しかないと言われています。希少価値が高いため、値動きはしっかりしやすい」(村岡氏)。

 貴金属と言えば金だが、これはどうだろう。「一般的に『有事の金』と言われるだけあって、リスク回避の資金が向かいやすい。世界経済には不安要素が依然としてあるので、資産全体の5~10%は保有してもいいかも」(村岡氏)。

週刊朝日 2013年4月5日号

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