「ワイルドだろぉ」の持ちネタで大ブレークを果たしたお笑い芸人のスギちゃん(39)。早くから“一発屋の最有力候補”という、あまりありがたくない評価を受けていたが、昨年末に「流行語大賞」を受賞すると、年が明けてからもテレビやイベントに引っ張りだこ。予想に反して好調のようだが……。

「何だかんだと言われながら人気を保ってきたスギちゃんですが、ここにきて、いよいよ焦りが見え始めています」と話すのは、ある民放ワイドショーのスタッフだ。

 スギちゃんは、昨年末から再三にわたり、新キャラの投入を予告していた。「“ワイルド”一辺倒では飽きられると、キャラチェンジを模索したものの、これが思うようにいかないようなんです。楽屋でも『行き詰まっているどころか、呼吸困難になっている』『何を言っていいかわからない』なんてボヤいていますよ」(先のスタッフ)。

 さらに追い打ちをかけるのが、最近、テレビなどで露出を増やしている“ライバル”の存在だという。

「元AKB48の前田敦子のモノマネでブレーク中の女芸人『キンタロー。』ですよ。スギちゃんはキンタロー。の才能を高く評価していて、かなりの脅威を感じていますね」(同前)

 1月17日のイベントに出演した際には、共演したモデルの鈴木奈々(24)から、「楽屋で『キンタロー。とか出てきたから、オレ、大丈夫かな』って悩んでいた」と暴露され、別のイベントでは、自分から、「もう私は稼げないから、キンタロー。を狙います。会ったら口説いてやるぜぇ~。キンタロー。と付き合います!」と、まさかの熱愛作戦まで口にする始末だ。

週刊朝日 2013年2月8日号