痔の治療は切除と「ALTA」の併用が効果的 (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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痔の治療は切除と「ALTA」の併用が効果的

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 また、切除する面積が広くなるほど、痛みが強くなり、入院が長引きやすい。ほかにも、手術痕がひきつれて肛門が狭まる術後狭窄(きょうさく)によって排便がしにくくなったり、後出血(医師による止血処理が必要になるほどの出血)などの後遺症のリスクも高まったりする。

 一方、ALTA療法は10年ほど前から始まった治療で、内痔核硬化療法ともいう。痔核を硬く、小さくする作用のあるジオン(硫酸アルミニウムカリウムとタンニン酸からなる)という薬剤を注射する方法だ。注射するだけなので手技は簡単なうえ、有効性も高いので、急速に広まっている治療法だ。ただ、ALTA療法で用いる薬剤はとても強力で、効果が高い分、量や打ち方(痔核部位を4段階に分けて注射する方法を用いる)などを間違えると、肛門に潰瘍(かいよう)ができたり膿んだりするおそれがある。こうした問題を回避するため、現在は内痔核治療法研究会(http://zinjection.net/)が主催する講習会を受講した医師だけにこの治療をすることが認められている。

週刊朝日 2013年1月25日号


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