邦人射殺事件 容疑者のフィリピン人妻は夫の暴力を主張 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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邦人射殺事件 容疑者のフィリピン人妻は夫の暴力を主張

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 フィリピン・マニラ近郊で昨年末、邦人男性が射殺された事件は、その殺害を依頼したとしてフィリピン人妻が逮捕、起訴されるという衝撃の結末に終わった。しかし、逮捕された妻は夫から暴力を受けたと主張する。

 事件が起きたのは、暮れも押し迫った昨年12月29日のことだった。神奈川県出身の新倉英雄さん(61)が、マニラ近郊のカビテ州ダスマリニャス・サンタルシアの路上で、背後から無言で近づいてきた男に後頭部を撃たれて殺害された。

 新倉さんは昨年9月末、横浜市内の賃貸アパートを引き払い、10月初めから妻のメリンダ・ソリア容疑者(46)、5歳の長女、親族らとフィリピンで暮らし始めたばかりだった。

 地元警察によると、メリンダ容疑者は、前夫との間の息子に殺害を依頼し、息子が友人(25)や実行犯(42)らと共謀、新倉さんを射殺したのだという。

 移住してから新倉さんは変わったというのが、メリンダ容疑者の主張だった。「ダスマリニャスの家は、私の両親の家です。ヒデヨ(新倉さんの名前は“ヒデオ”だが、家族からは“ヒデヨ”と呼ばれていた)はホテルに滞在していたときには優しかったのに、私のうちに来てからは叫ぶし、いつも怒ってる。娘は泣いていた。ヒデヨは変わってしまった」。

 そして、夫とのセックスが嫌だったと告白した。「ヒデヨのセックス、ノーグッド。私が断ると、熱いコーヒーを私のおなかにかけて、あざができた」。

 そう語りながら、腹部の黒いあざを見せた。「息子がうちに来たとき、『お母さん、どうして泣いているの?』と聞かれたんです。私は事情を話し、『グストコ シャ パタイ(彼に死んでほしい)』と伝えました。体のあちこちが殴られて痛かった」。

週刊朝日 2013年1月25日号


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