もう「南極2号」じゃない 進化するラブドールが日本を救う? (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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もう「南極2号」じゃない 進化するラブドールが日本を救う?

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(※イメージ)

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 あの「南極2号」から数十年、世の中にも広く知られてきたラブドール。現在では従来のダッチワイフのイメージを覆す精巧さを持っているが、将来はさらに進化を遂げ、高齢者の癒やしに役立てたいと考えている人がいる。オリエント工業代表取締役の土屋日出夫(68)氏だ。

*  *  *
 ラブドールは、うちが約30年前から製作しているリアルなダッチワイフ。当時のダッチワイフは空気で膨らませるビニール製で、ポカンと口を開けた安っぽい人形だった。体重をかけると、すぐに裂けて空気が漏れてさ。お客から修理を頼まれて、接着剤をつけて直したりしたもんだよ。

 でもそんなダッチワイフでも、真剣な表情で買いに来るお客たちがいた。風俗遊びに満足できない人や、体に障がいを持っていたり、奥さんに浮気をされて女性不信に陥ったりして、女性とうまく関係を持てないという人が多かった。

 いろいろと相談を受けているうちに、安っぽい人形では彼らの心を癒やせないと思い始めてさ。より精巧なダッチワイフを開発しようと思ったの。改良に改良を重ねてここまで精巧になった。ビニール製だったのが、今はシリコーン製。肌触りはずいぶんとリアルになったね。体も驚くほど柔らかくなって、自由な体位を取ることが可能になった。価値観の多様化から、ラインアップもずいぶん増えた。


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