手足が勝手にくねくね パーキンソン病治療の難しさ 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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手足が勝手にくねくね パーキンソン病治療の難しさ

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 元プロボクサーのモハメド・アリや俳優のマイケル・J・フォックスらが罹患を公表しているパーキンソン病。命にかかわる病気ではないが、脳の中の運動機能をコントロールする部位に異常が起こり、手足がふるえたり、動作が遅くなったりする。病気の進行はゆっくりで、数年から数十年かけて、少しずつ立ったり座ったりなどの日常動作がむずかしくなる。

 パーキンソン病は脳の中のドパミンと呼ばれる神経細胞が減少して起こるため、ドパミンの原料となる「L‐ドパ」という物質が含まれた薬などが処方される。一般的に、これらの薬で症状は大きく改善する。

 無表情になる、字がうまく書けない、前かがみに歩くといった症状が出る人もいるが、L‐ドパ含有薬が適切に処方され、日常生活を取り戻す人も多い。

 しかし、長期にわたる内服薬治療の過程では、さまざまな合併症が出てくることがある。たとえば、薬の効果が長続きしなくなり、スイッチが切れるように動けなくなる「ウェアリング・オフ」と呼ばれる症状。もう一つは、薬が効いている時間帯に手足が自分の意志と関係なくくねくねと動きだすジスキネジア(不随意運動の一種)だ。

週刊朝日 2012年12月7日号


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