尼崎事件 側近が語る「女親分」逮捕後の解放感

週刊朝日#尼崎事件
 5人の遺体が発見され、4人以上が行方不明とみられる「尼崎連続怪死事件」。昨年11月、コンクリート詰めされた大江和子さん(当時66)の遺体が見つかり、「女親分」角田美代子容疑者(64)や「義理のいとこ」の李(角田)正則容疑者(38)が死体遺棄の疑いで逮捕、起訴されたことが発端だった。そして、まだ遺体が見つかる可能性がある。

 兵庫県警が一連の事件を知る重要人物とみる正則容疑者の態度に最近、変化が起きたのだという。

「大江さんの事件では、法廷で起訴内容をあっさり認め、刑務所に服役していた。今回も逮捕はしたが、語らないとみていた。それが、橋本さんの死体遺棄容疑についておおむね認め、それどころか『橋本さんを最初に殴ったのは美代子容疑者。次が自分の役目で、めちゃめちゃに殴った』などと、美代子が主犯で指示・関与したという詳細な供述を始めています」(捜査関係者)

 美代子容疑者の“最側近”と目される角田三枝子容疑者(59)と角田瑠衣容疑者(27)も、取り調べに応じている様子だ。

「美代子によるマインドコントロールが解けてきたのでしょう。“金庫番”だった三枝子はカネの出入りに詳しい。美代子の寵愛を受け、行動を共にしていた瑠衣は、美代子のさまざまな言動を記憶している。瑠衣は『常に監視されているようで、息苦しかった。美代子容疑者が逮捕されてから、すっかり重荷がとれて自由になれた』とも話しています」(別の捜査関係者)

 周辺では、まだ少なくとも4人の行方不明者がいるとみられる。被害者はさらに増える可能性がある。

「複数の関係者から、高松市の瑠衣容疑者の実家近くの建物周辺に遺体が遺棄されているという情報がある。コンクリート敷きになっているが、その部分だけ土になっているなど具体的な内容だ」(同前)

週刊朝日 2012年11月23日号

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